北京税関が13日に発表した統計データによると、今年1-10月期、「京津冀(北京・天津・河北)」の輸出入総額が3兆9100億元(約84兆円)に達した。うち輸出は前年同期比5.6%増の1兆2000億元に達し、過去最高を更新した。
1-10月期、北京・天津・河北は約240カ国・地域と安定した貿易を維持した。なかでも、自動車部品や船舶、医薬品の輸出が強い勢いを維持した。北京・天津・河北の主な輸出商品は、自動車部品が前年同期比12.8%増、繊維製品・衣服が同4.4%増、集積回路が同4.9%増、船舶が同176.5%増、薬剤材及び医薬品が同37.5%増だった。
主な輸出先を見ると、1-10月期、北京・天津・河北の対「一帯一路」共同建設国は前年同期比7.9%増の6966億2000万元で、全体の58.2%を占めた。対東南アジア諸国連合(ASEAN)は5.4%増、対欧州連合(EU)は2%増だった。その他、対ラテンアメリカは14.6%増、対アフリカは31.9%増、中央アジア5カ国(ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン)は40.2%増で、輸出は多元化しながら拡大し続けていた。(提供/人民網日本語版・編集/KN)











