中国のSNS・小紅書(RED)に13日、「日本人に泣かされた」との投稿があり、反響を呼んだ。

日本在住だという投稿者は「人同士の関係ってこんなに温かいものだったのか」と記し、自身の体験談を明かした。

投稿者はよく朝に公園で犬の散歩をしていたことがきっかけで、日本のおじいさん、おばあさんらと顔見知りになった。最近手術をしたためしばらく公園に行けず、久しぶりに行ってみると、偶然知人のおばあさんに会ったという。

おばあさんは近況を聞き、「何かあったんじゃないかってみんな心配していたのよ」「前にあなたの家の近くに行ってみたけど会えなかったの」と気遣ってくれたという。おばあさんは午後にもう一度公園で会おうと誘い、好きな食べ物を聞いてきた。投稿者は迷惑をかけたくなくて一度は断ったというが、強く誘うおばあさんに根負けして応じた。

約束の時間に公園に行くと、おばあさんから事情を聞いた顔見知りのほかの高齢者が何人か来てくれ、カキやリンゴなどの果物や手作りの総菜、マスク、犬のためのおやつなどたくさんの品を受け取ったという。投稿者はそれらの写真を小紅書にアップして、「本当に感動させられた(泣)」と記した。

ネットユーザーからは「幸せだね」「すごく良い。あなたが愛されていることの表れだよ」「異国の地でそんなことされたら本当に感動して泣いちゃうね」「日本の高齢者はみんな素朴で優しい」「日本は、良い人は本当にすごく良くしてくれる」「子どもと一緒に公園で遊んでいたら、犬の散歩に来ていたおばあさんがくじ引きのような感じにしてシール(写真を添付)を3枚くれた。すごくかわいい」「日高屋でバイトしてた時、お客さんの老夫婦に頑張ってねって言われた」「いつも笑顔で迎えてくれる日本のおばあさんが好き。その日の気分が晴れ晴れする」「こういう温かい世界、好き」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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