毛沢東はなぜ「日本の侵略に感謝する」と発言したのか?=中国

 毛沢東はかつて、「日本の侵略に感謝する」と発言し、学術界でも民間でも大いに関心が持たれてきた。中国新聞社は16日、毛沢東の発言の真意を探る記事を掲載した。

 毛沢東外交文選には、「毛沢東が日本人に対し何度も、侵略に感謝すると発言した」と記載されている。

 1956年、訪中した遠藤三郎元陸軍中将に対し、「あなた方に感謝する。日本の侵略が中国国民に団結することを教えた」と述べ、同年、日中輸出入組合の南郷三郎理事長(当時)と会見した際にも同様の話をしている。

 また、1961年1月24日、毛沢東は日本社会党の黒田寿男氏らと会見し、「日本軍がかつて中国の大半を占領したために、中国国民は学ぶことができた。もし侵略がなければわれわれはいまだへき地にあり、北京で京劇を見ることもなかっただろう。侵略に対抗するためにわれわれは抗日拠点を作り、それがその後の解放戦争の勝利に有利な条件を整えた。日本の資本や軍閥はわれわれにとっていいことをしてくれた。感謝しろと言われれば私は侵略に感謝しても良い」と述べている。

 これらの発言について、記事は、「中国共産党の指導者としての地位を確立した毛沢東は弁証法や唯物主義的発想から、日本の侵略によって中国国民が目覚め、結果として勝利を獲得したということを風刺的に表現したものと見る者もいる」と紹介したほか、敵に対する感謝を特有のユーモアや風刺で表したものと見る学者もいると紹介した。
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