中国メディアの参考消息は21日、中国企業による欧州での工場建設数が過去最多を記録したとする記事を掲載した。

ドイツの経済紙ハンデルスブラットの報道として伝えたところによると、中国企業は再び欧州への投資を拡大している。

シンクタンクのメルカトル中国研究所(MERICS)とロジウム・グループの最新の調査によると、2025年の投資額は67%増加して168億ユーロ(約3兆1080億円)に達した。これは18年以来の最高水準だ。

企業買収ではなく新規生産施設を建設するいわゆるグリーンフィールド投資は25年に過去最高を記録し、前年比51%増の90億ユーロ(約1兆6650億円)に迫った。

欧州委員会によると、この結果は偶然ではない。中国からの電気自動車(EV)輸入に対する関税を含む強硬な対中政策が、欧州での生産をより魅力的なものにしている。中国企業は、特に自動車分野で欧州に新しい工場を建設している。この分野への25年の投資総額は76億ユーロ(約1兆4060億円)に達し、その90%超がEVサプライチェーンに集中している。

欧州への投資が活発化する一方で、欧州向け輸出も増加の一途をたどっている。訪中を予定しているドイツのカテリーナ・ライヒ経済・エネルギー相は「中国はわれわれにとって引き続き重要な大市場だ」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

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