時代劇2026年5月18日、韓国・ソウル新聞によると、16日に最終回を迎えたMBCドラマ「21世紀の大君夫人」(日本ではディズニープラスで配信中)が歴史を歪曲(わいきょくしている」と批判を浴びたことを受け、韓国史の人気講師が「歴史ドラマには考証システムが必要だ」と声を上げた。

インターネット講義やテレビの教育番組で講師を務め、タレント活動も行う人気講師のチェ・テソン氏が18日、自身のSNSに投稿した。「韓国のドラマや映画は世界中の人が見ており、韓国のイメージが急速に広まっている」とし、「今こそ、それにふさわしいシステムが必要だ」と主張した。

また、作品を巡る歴史歪曲論争が毎回起きているのに何も改善されていないと指摘し、「俳優の出演料には惜しみなく何億ウォンも支払う一方で、歴史考証の費用は数十万ウォン程度で済ませようとしている」と指摘し、「考証に必要な時間はなぜこれほど軽視されるのか」「歴史学界を尊重してほしい」と訴えた。

一方で、歴史学界に向けて「制作サイドが悩むことなく、一任すれば脚本や衣装、撮影セットなどをワンストップで解決できる『時代劇考証研究所』を作ってほしい」と提案した。

「21世紀の大君夫人」は15日の放送回に、立憲君主制の韓国を中国の属国であるかのように描写した表現があり、批判を受けた。これを受け、制作サイドは公式ホームページに「世界観設定および歴史考証の問題でご心配をおかけしたことを心よりおわび申し上げます」と謝罪文を掲載した。主演のIU(アイユー)、ビョン・ウソクらも謝罪のコメントを出した。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「先生が正しいことを言ってくれてる。ありがとう!」「同感。美しい映像を撮るためには努力するのに、歴史的な部分はおろそかにし過ぎだと思う」「考証研究所をすぐに作るべきだ」「意図的な中国賛美ドラマ」「MBCは中国放送局として有名だからね」「だって主演はIUだよ。チャイナマネーでしょ」「最終回まで見たけど、演出、舞台背景、衣装、調度品すべてが中国風で、見ていて不快だった。中国の資本が入ってるとしても、やり過ぎはダメだ」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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