2026年5月18日、韓国メディア・毎日経済は、中国の大学で近年、人工知能(AI)の発展により外国語関連学科の廃止や新入生募集停止が相次いでいると報じた。

記事が中国メディアの報道を引用して伝えたところによると、中国・江蘇省の大学では昨年、151の専攻が新設された一方で、55の専攻が廃止された。

その中には日本語や韓国語などの外国語学科のほか、マーケティング、経営学、放送学、広告学などが含まれていた。

また、中国の教育評価機関・麦可思研究院(MyCOS)が70大学を対象に行った調査では、計525専攻が新入生募集を停止していた。中でも外国語系学科の減少が目立ち、日本語専攻は8大学で募集停止となったほか、ドイツ語専攻でも同様の動きが広がっている。

記事は専門家の「AIの発展により、多くの分野が衝撃を受けている。その中でも外国語専攻は特に影響を受けた」との分析を紹介。従来型の外国語人材育成モデルが転換期を迎えていると指摘した。各大学では「外国語+ビジネス」など複合型人材の育成へシフトする動きが進んでいるという。

これについて、韓国のネットユーザーからは「翻訳アプリがここまで進化したら当然」「語学だけでは厳しい時代」「結局は他の専門分野と組み合わせないと生き残れない」「もはや語学習得も過去の遺産」「韓国も同じ流れになっていくだろう」などの声が上がった。

一方で、「語学について深く学ぶことは、それだけで価値があると思う」「大学は『金を稼げる』ことだけを学ぶ場所なのか?」「AI翻訳では文化やニュアンスは伝わらない」「ハイクラスの翻訳や国際交渉では依然として人材が必要」「その言語についての知識がある人がいなくなると、AI翻訳が正確か確かめることもできず、トラブルが起きるだろう」といった意見も見られた。(翻訳・編集/樋口)

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