中国外交部の郭嘉昆(グオ・ジアクン)報道官は5月20日の定例記者会見で、上海市内で発生した日本人を含む3人が負傷した事件について、「治安上の個別の事件だ」と強調した。

会見で共同通信の記者が「19日に上海で発生した日本人刺傷事件について、中国外交部としてどのように受け止めているか。また、公表可能な詳細情報はあるか」と質問したのに対し、郭報道官は「上海市内の飲食店で精神障害のある人物による刃物を用いた傷害事件が発生し、中国人1人と日本人2人が負傷した。負傷者は速やかに病院へ搬送され治療を受けており、容疑者はすでに警察に拘束された。現在、関係部門が捜査を進めている」と説明した。

上海の日本人刺傷事件は「個別の事件」と中国外交部、「根拠ない憶測控えるべき」とも
上海の高層ビル

その上で、「本件は治安上の個別の事件であり、中国側の関係部門が法に基づいて処理する」と強調した。

また、日本放送協会(NHK)の記者が、「今回の事件は日本人を意図的に狙ったものか」と質問したのに対し、郭報道官は「中国側の関係部門はすでに通知を発表している。調査の結果、加害者は精神障害がある人物であり、関係部門が法に基づき調査と処理を進めている」と説明を繰り返した上で、「一部メディアや関係者は、根拠のない憶測や無理な関連付けによる過度な騒ぎ立てを行うべきではない」と述べ、冷静な対応を呼び掛けた。(記事/RR)

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