NHKは20日、岡田准一(45)が主演した2014年の大河ドラマ軍師官兵衛」など19作品を6月22日からNetflixで順次配信すると発表した。

 日本文化の発信と番組の海外展開強化が目的。

この日、東京・渋谷区の同局で定例会見を行った井上樹彦会長(68)は「日本のコンテンツの強さ、魅力をもっと世界に打ち出していければ」と期待した。第1弾は「軍師―」の他、18年の連続テレビ小説「まんぷく」など6作品。今年度中に計19作品を提供する予定だ。

 配信作品はNetflix側からの要望をもとに局内で検討した。岡田は昨年11月に同プラットフォームで配信された主演ドラマ「イクサガミ」が世界的にヒットし、シーズン2の制作が決定している。「まんぷく」の主人公は、日本で開発され世界中で人気のインスタントラーメンの“生みの親”と言われる日清食品の創業者・安藤百福がモデル。井上会長は「世界中で愛された(1983~84年の朝ドラ)『おしん』のように、世界で通用すると思っている」と自信をのぞかせる。

 2022年にNetflixでNHKの番組が配信された際には広告が表示されて問題視されたこともあったが、同局関係者はこの日、「広告は表示されません」と明言。また、全世界に配信されるため各言語の翻訳などが課題となるが、井上会長は「ローカライズはNetflix側が対応する」とした。同会長は「今後も大手配信事業者への提供を通じ、より多くの人にコンテンツの価値を知ってもらいたい」としており、同様の取り組みは今後も拡大される方針だ。

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