《栃木・強盗殺人》「ちょっと怖いな…」近所迷惑なタトゥー夫と赤ちゃんを抱く妻「ゴボウ御殿」を16歳強殺少年団に襲撃させた“指示役”夫婦の評判「4月末にも警察が来た」
《栃木・強盗殺人》「ちょっと怖いな…」近所迷惑なタトゥー夫と赤ちゃんを抱く妻「ゴボウ御殿」を16歳強殺少年団に襲撃させた“指示役”夫婦の評判「4月末にも警察が来た」

栃木県上三川町で農業法人を経営する一家の邸宅に複数人が押し入り、母親(69)が殺害され息子2人もケガを負った強盗殺人事件。県警は5月17日、新たに横浜市の無職・竹前海斗(28)と妻の美結(25)の両容疑者を強盗殺人容疑で逮捕した。

実行役の少年4人(いずれも16歳で神奈川県在住)が逮捕されており、竹前夫婦はその上の「指示役」とみられる。栃木県警下野署捜査本部はさらにその上に事件を計画した主犯格の存在がいる匿名流動型犯罪グループ(トクリュウ)事件とみて調べを進めている。

海外逃亡を図ろうとして…

事件発生からわずか3日後、指示役の夫は海外逃亡を図ろうとして身柄を確保された。

「夫婦は横浜市内のアパートで生後7ヶ月の長女と3人暮らしだったが、そこはもぬけの殻でした。海斗容疑者は17日午前1時半ごろ、東京・羽田空港の国際線ターミナルの出発ロビーで出発寸前のところを見つかって逮捕。

美結容疑者は神奈川県内のホテルに長女と潜んでいたところを発見されて確保、下野署に任意同行のうえで逮捕されました。

“強殺少年団”が犯行に使った白いセダンタイプの高級外車は相模原市内で乗り捨てられていたのを捜査本部が押収しています。

この車が竹前夫婦の自宅で犯行前にたびたび目撃されていたことやドライブレコーダー映像、防犯カメラ映像でも(竹前夫婦の自宅にあったことが)確認されており、実行役と指示役の接点が浮上しました。

この事件については警察庁が主導して捜査本部が警視庁や神奈川県警と捜査情報を共有して連携することにより、ここまでのスピード逮捕に繋がりました。しかし、当然指示役の上には組織犯罪の首魁が存在するわけで、捜査の本丸はここからということになります」(社会部事件担当デスク)

乳飲み子を抱えながら、16歳の4人組に指示を出していたとみられる夫婦。殺害された富山英子さんはバールで殴られたうえ20カ所以上も刺され、息子2人もバールで殴られ、室内はぐちゃぐちゃに物色されるなど、凶悪ぶりは常軌を逸している。

赤ちゃんを抱く妻、酒を飲んでうるさいお宅…

ゴボウ農家として成功し、地元ではその居宅を「ゴボウ御殿」という愛称で呼ばれていた地域住民に愛された名士。彼女たちを少年に襲わせた「指示役とみられる夫婦」は、どんな暮らしをしていたのだろう。同じアパートの住人女性が取材にこう語った。

「竹前さん一家はこの4月に入居してきたばかりです。ご主人は首元からタトゥーをちらつかせて、声が大きいんだけど、こっちが挨拶をしても返さないような人でした。奥さんは赤ちゃんを抱いていて、毎日疲れているような感じでした。とにかく男の怒鳴り声がしょっちゅうするので、『誰か警察に通報してくれ』とずっと思ってました。

奥さんは赤ちゃんを抱いて、ちょいちょい長野ナンバーの白い軽乗用車に乗っていました。それと、BMWも白と黒の2台をアパート前に路駐させていて、うちの子供も『ちょっと怖いな』みたいなこと言っていたんです。2台とも横浜ナンバーで、バンパーの角がへこんでいたり、たくさん傷がある車だったんで、なんか怪しいというか。

他にもいろんな車が取っ替え引っ替えアパートの前に停まっては、竹前夫妻の部屋に出入りしていて、深夜にはよく飲み会をやっているみたいでした。お酒を飲んで大声で笑ってしゃべっていましたね。夜中の12時過ぎなのに窓を開けて大声出すんですよ。あと、誰かと電話しているのか、声が大きかったこともありましたね。近所トラブルというか、とにかくうるさかった」

4月22日にも警察沙汰を…

事件前の先月下旬には、警察沙汰も起こしていたという。

「写真を撮ったのではっきりしていますが、4月22日の午後7時半ぐらいのことです。パトカー3台と交番のバイクも停まってて、すごいたくさん警察官がいて、竹前夫妻が事情を聞かれてました。もう1人、全然知らない男の人がいて、その人が近所の人たちに『ごめんなさいね、お騒がせして』みたいに謝って回ってたんです。

それが2日前の5月15日から竹前夫妻の部屋のベランダと窓のシャッターが閉まったので、しばらく実家かどこかに帰ったのかなと思ってました。ゴミやサンダルもベランダに置きっぱなしで」

はたして杜撰な逃亡計画は失敗し、夫婦はお縄になった。彼らには厳しい取り調べが待っているだろう。

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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

 

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