米フォックスニュースの看板キャスター、ブレット・バイアー(Bret Baier)氏がこのほど、北京の街を歩きながら中国の日常を体験する動画を公開しました。動画では、朝陽公園で高齢者と卓球を楽しんだり、ロボットがいれたコーヒーを味わったり、英語で「ロボット販売員」からソーセージを買ったりする様子が紹介されています。

これらの動画はフォックスニュースの公式アカウントやバイアー氏個人のSNSで公開され、高い再生数を集めました。

一方、別の動画でバイアー氏は「運転手がわずか2分間違法駐車しただけで、およそ40ドルの罰金を科された」と説明した上で、北京には「至る所に監視カメラがある」と意図的に強調しました。

SNSに投稿された映像では、バイアー氏が北京の自転車専用レーンの中央に立って撮影を行い、多くの電動バイクや自転車が迂回(うかい)を余儀なくされる様子も確認されています。さらに、撮影スタッフが後ろ向きに移動しながら撮影を続け、交通の流れにかなりの影響を与えていた様子が見られます。

この動画の投稿には、「車や自転車、歩行者の往来の中で撮影し、意図的に混乱しているように見せる典型的な手法だ」と核心を突いたコメントが寄せられたほか、「隣の歩道を歩くべきで、自転車レーンをふさぐべきではない」といった意見も上がりました。

政治ニュース番組「ブレイキング・ポイント(Breaking Points)」のキャスター、クリステル・ボール(Krystal Ball)氏は5月15日の番組で、バイアー氏について「ダブルスタンダードだ」と指摘しました。その上で、「法と秩序を重んじる人にとっては、むしろ喜ぶべきことではないか。米国のテック企業が同じように2分以内で違法駐車を検知し、罰金を科すことができる仕組みを実現できれば、効率の奇跡として称賛するはずだ」と述べました。(提供/CGTN Japanese)

編集部おすすめ