中国・内モンゴル自治区包頭市のショッピングセンターで15日、誰が一番長い時間、寝そべっていられるかを競う「寝そべり大会」が行われた。中国メディアの頭条新聞が16日に報じた。
記事によると、同大会は15日午前10時過ぎに開始。参加者は主催者が準備したマットレスの上で常に横になっていなければならず、座ったり、マットレスから出たりしてはいけない。トイレに行くことも禁止だったため、多くの参加者がおむつを着用していた。
横になってさえいれば体勢を変えることはもちろん、食事をすることも許可されており、マットの上までデリバリーを届けてもらうことも可能。参加者らはスマホを見たり、本を読んだりして暇をつぶした。
参加したのは240人で、24時間が経過した時点で186人が脱落した。その後、徐々に脱落者が増えていき、最終的にある男性が33時間35分の記録で優勝。賞金3000元(約6万5000円)を手にした。2位には2000元(約4万3500円)、3位には1000元(約2万1700円)がそれぞれ贈られた。
中国のネットユーザーからは「トイレに行けないのはひどい。現場は臭わなかったのだろうか」「33時間は短くない?」「寝てもいいなら私いけそう」「おむつが大変なことになるからそんなもんだろう」「便秘の人にふさわしい大会」「賞金たったの3000元かよ」「中国もこういうくだらない大会をするようになったか」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)











