中国のSNS・小紅書(RED)に15日、「日本の露天風呂で盗撮された」との投稿があった。
軽井沢のホテルに宿泊したという投稿者の女性は、現場の露天風呂の写真を数枚アップして当時の状況を説明した。
入浴して20分ほどしたところで、湯に浸かっていた彼氏が突然、真剣な表情になり、縁に腰かけて涼んでいた女性を自分の向かい側(湯の中)に来るよう促した。何があったのかと聞くと、「隣との仕切りの下のわずかな隙間から、スマホのカメラがこちらを向いていた」とのことだった。そこで、彼氏がカメラを見張っている間に女性がスマホを取りに行き、相手を撮影しようと試みた。
最初は隣の露天風呂に人の気配があったものの、女性らの動きに気付いたのか、その後、気配がなくなったという。フロントに行ってこの出来事を伝えたが、スタッフには相手を撮影した動画など証拠がないためどうにもできないと言われた。女性は状況から「犯人はおそらく旅行者」と考えている。結局、犯人を突き止めることはできず、チェックアウト時にマネージャーらしき人物から改めて事件についての謝罪を受けたそうだ。
女性は「ホテル滞在中のその他の体験はとても良く、ホテル側を批判する意図はない」と断りを入れ、「朝食の会場はガラス張りで、景色がとても美しかった。バーもあり、小さな売店では特産品も売られていた。天気が良い日は、ホテルの外観だけでも写真映えのスポットになりそう」とつづった。
この投稿に、中国のネットユーザーからは「怖すぎる」「まあ(犯人は)観光客だろうね」「露天風呂で盗撮って深刻な問題」「日本の露天風呂は危険。この前は台湾人女性が見知らぬ男にじっと見られたっていうニュースがあった」「証拠の動画があったとしても、日本の警察の仕事の効率とほとんど監視カメラがない環境、数日しか滞在しないことを考えたら、通報できないよね」「実際、ホテル側も言い訳しているように思う。露天風呂の中はともかく、廊下には防犯カメラがあるはずで、利用時間を確認すれば犯人を特定できるはず。ただ盗撮の証拠がないと厳しいかもしれないが」「証拠がなくても警察に通報した方がいい。事が大きくなれば何か補償が受けられるかもしれない」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)











