清華大学が学術出版社のシュプリンガーネイチャーと共同で16日に発表した報告書「国際科学技術イノベーションセンター指数2025」によると、アジアの都市におけるイノベーションの原動力が強く、中でも中国3大国際科学技術イノベーションセンターが引き続きリードしているという。

同報告によると、世界の総合的な科学技術イノベーションの都市・都市圏別実力ランキングでは、サンフランシスコ-サンホセがAI(人工知能)発祥地の優位性を活かし、前年に続き国際科学技術イノベーションセンター指数で再びトップに立ち、6連覇を果たした。

ニューヨークは87.10ポイントを獲得し、前年に続く2位だった。

北京は85.19ポイントで4年連続の3位となり、トップグループに入った。粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、マカオ両特別行政区によって構成される都市クラスター)は二つ順位を上げて4位となり、第2グループのトップに立ち、トップ10都市(都市圏)の中で上昇ペースが最も速かった。上海は10位で第3グループに入った。

こうしたデータから、グローバルイノベーションの局面における中国イノベーション都市の優位性が上昇を続けていることが分かる。北京、粤港澳大湾区、上海の中国3大国際科学技術イノベーションセンターは安定してトップ10に入り、引き続き世界のイノベーション発展をリードしているという。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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