サッカーのキリンチャレンジカップで日本代表がボリビア代表に3-0で完勝したことが、中国のサッカーファンから絶賛されている。

18日に行われた試合は、前半開始早々の4分に久保建英の右サイドからのクロスを鎌田大地が胸トラップから左足ボレーで決め、日本が先制する。その後は前線にボールが収まらず苦しい時間が続いたが、選手交代が功を奏する。72分に途中出場の中村敬斗のクロスを同じく途中出場の町野修斗が押し込み追加点を挙げると、78分には途中出場の上田綺世の抜け出しから最後は中村が見事な股抜きシュートを決め突き放した。試合はこのまま3-0で終了し、森保一監督の記念すべき100試合目を勝利で飾った。

中国のサッカーファンからは「中村のシュート前のずらしがイケメンすぎる」「3点目の足元の反応の速さ。すごい」「日本は本当に世界一流レベル。恐ろしすぎる」「南米の普通のチームではもはや日本のライバルにもならないのか」「日本は世界で戦えるチームをいくつもつくれるだけの戦力を持っている」「日本は欧州でワールドカップ(W杯)予選を戦っても、たぶん問題なく突破するだろうな(笑)」「真剣にスポーツに取り組む者には、好成績が似合う」「来年(W杯)は優勝だ!」といった声が上がった。

また、「日本の選手はみんな基本がしっかりしている。パス、ロングパス、トラップが国の代表としてあるべきレベル(グッド)。振り返ってどこかのアジアの国(中国)は…」「1点目はチームメイトが相手DFをブロックしたのが素晴らしい。こういうプレー、中国代表で見たことあるか?」「日本がW杯を掲げる(優勝の)可能性は、中国代表がW杯に出場する可能性よりも高い」など、自国と比較するコメントも。

このほか、あるユーザーは「あらゆる集団スポーツは、(中国の)体制が変わらない限り台頭することはない。でも、体制を変えるには多くの人のパイ(利益)を動かさないといけない。だから、既得権益のある集団がいる限りは、中国は3大球技(サッカー、バスケットボール、バレーボール)で台頭することはない」と書き込み、多くの共感を集めた。(翻訳・編集/北田)

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