中国海軍の空母「福建」、055型ミサイル駆逐艦「延安」、054A型フリゲート艦「通遼」から成る空母編隊はこのほど、海上訓練任務を完了し、中国南部の海南省三亜市にある某軍港に帰投しました。これは「福建」が就役後に実施した初の海上実兵訓練となります。

訓練期間中、「福建」「延安」「通遼」など複数の艦艇が空母編隊を構成し、編隊航行、艦機(艦艇と航空機)共同捜索救助、艦載機の離発着など多くの訓練を実施しました。艦機共同捜索救助において、編隊指揮所は突発状況を処理する指令を発令し、艦艇と航空機が共同で行動し、救助任務を速やかに完了しました。これにより、艦載機の緊急状況対応能力、捜索救助部隊の展開プロセスの最適化、緊急状況処理能力が強化されました。ステルス戦闘機「J-35(殲35)」、単座・重型艦載戦闘機「J-15T(殲15T)」、艦上電子戦機「J-15DT(殲15DT)」、早期警戒機「KJ(空警)600」など複数の艦載機が「福建」上で電磁式カタパルトによる発艦と着艦訓練を複数回実施し、電磁カタパルト発艦、回収、デッキ作業能力を効果的にチェックするとともに、艦機適合性をさらに検証しました。(提供/CRI)

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