第2回中欧班列(中国と欧州を結ぶ貨物列車)国際協力フォーラムによると、中欧班列の貨物輸送構造が最適化されつつあるのに伴って、高付加価値貨物が輸出の主力商品となり、2024年は60%を超えたことが分かりました。

陝西省西安市で11月18日に開催された第2回中欧班列国際協力フォーラムで、「中欧班列発展報告(2025)」が正式に発表されました。

この報告によると、中欧班列の規模は拡大を続け、貨物の種類もますます豊富になっています。現在、中欧班列が輸送する貨物の種類は既に53の大分類、5万種類以上の商品に拡大し、中欧班列を通じて輸出されるのは既に自動車と部品、機械設備、電子機器・家電製品などの高付加価値貨物が主力となっており、2024年にはその比率が60%を超えました。それと同時に、欧州からはますます多くの特色ある商品が中欧班列で中国市場に進出しています。2024年末現在、中欧班列によって輸送された貨物の累計金額は4264億ドルに達しています。

「多様なチャンネルを通じて発展を図る」をテーマとしたサブフォーラムでは、国家発展改革委員会の関係者が、「多様なチャンネルによる発展は既に中欧班列の質の高い発展を保障する重要な要素となっている。次のステップでは、中欧班列南部ルートの効率の良い輸送を制約している安全検査による渋滞や遅延などの問題解決を急ぎ、国際ルール、標準、制度などの整合および相互承認を推進していく」と紹介しました。(提供/CRI)

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