中国工業・情報化部は18日、「高水準デジタル産業パーク建設ガイドライン」を公表し、2027年までに約200カ所の高水準デジタル産業パークを整備する目標を掲げた。中国新聞社が伝えた。

同ガイドラインによると、高水準デジタル産業パークは国務院または省級(自治区・直轄市)人民政府(新疆生産建設兵団を含む)が設立を承認した、製造業および生産サービス業を主導産業とする各種産業パーク、またはパーク内の特徴的な産業パーク(いわゆる「パーク・イン・パーク」)において建設される。

ガイドラインは発展目標として、27年までに約200カ所の高水準デジタル産業パークを整備し、パーク内の一定規模以上の工業企業(年売上高2000万元以上の企業)のデジタルトランスフォーメーションを全面的にカバーし、パークの管理・サービスのデジタル化レベルを大きく向上させ、再現・普及可能なデジタル化・スマート化によるパーク発展モデルを複数形成し、パークの発展の質と効率を著しく高めることを掲げた。

ガイドラインはさらに、高水準デジタル産業パークが建設完了後に達成すべき基準を詳細に示した。産業デジタル化レベルが高く、インダストリアル・インターネットの応用が産業パーク内のすべての業界をカバーし、一定規模以上の工業企業のデジタル化カバー率が100%に達すること。専門サービスの品質が高く、パークのデジタル化生産サービスの応用が一定規模以上の工業企業を100%カバーすること。運営管理の効率が高く、パーク資産管理、経済運営モニタリング、グリーン・低炭素発展、安全・緊急管理など主要なプロセスをカバーするデジタル運営管理システムを構築すること。インフラ水準が高く、ダブルギガビットネットワークのカバー率が100%に達し、演算能力インフラの効果的な配備と応用が実現されることだ。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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