中国財務部は11月18日、ルクセンブルクにおいて総額40億ユーロ(約7240億円)のソブリン債(国債)の発行を成功させました。うち4年物が20億ユーロ(約3620億円)で発行利率は2.401%、7年物は20億ユーロで発行利率は2.702%です。

今回の国債発行は、中国がルクセンブルクでユーロ建て国債を発行した初めての事例でした。市場は強い関心を示し、国際投資家の応募は非常に活発でした。総応募額は発行額の25倍の1001億ユーロ(約18兆1000億円)に達しました。特に7年物については、応募倍率が26.5倍に達しました。

今回のユーロ建て国債への投資家は、種類が多様でした。地域の分布も広範囲で、欧州のオフショア投資家が全体の51%、アジアの投資家は35%、中東の投資家は8%、米国の投資家は6%を占めました。今回発行された債券はすべて香港金融管理局(HKMA)の債務証券中央決済システム(CMU)に保管され、その後、香港取引所およびルクセンブルク証券取引所に上場される予定です。(提供/CRI)

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