台湾メディアの自由時報は20日、台湾人の日本旅行支持が口先だけにとどまらないことがGoogleトレンドのデータで明らかになったと報じた。
日本旅行をめぐっては、高市早苗首相の台湾有事に関する発言に反発する中国が自国民に向けて日本への渡航を自粛するよう呼び掛けており、17日には「日本行きの航空券約49万1000枚がキャンセルされた」と報じられた。
一方、台湾では「日本に行って日本の観光業を応援しよう」「(人気観光地の混雑緩和で)日本旅行は今が一番快適な時期」などの声が上がり、記事はGoogleトレンドのデータとして「日本円」「日本行き航空券」の台湾での検索数が激増したことを挙げて「台湾人の日本旅行への本気度が口先だけではないことが示された」と指摘。過去24時間で「日本円」というキーワードの検索数は3倍余りに膨らみ、「日本行き航空券」も2倍以上に増加したとのことだ。
記事によると、「日本行き航空券」を検索したユーザーの一部は、「台湾有事」「中日関係緊張」といった語句も同時に検索していたという。(翻訳・編集/野谷)











