2025年11月21日、韓国・聯合ニュースは「中国の官営メディアが韓国にAI(人工知能)共同戦線を提案し『協力潜在力はかなりのものがある』と評した」と伝えた。
共産党機関紙「人民日報」系の英字紙「Global Times」は20日の社説で「中国と韓国はどちらもAIの国家戦略的優先順位を格上げし、かなりの国際競争力を構築した」と評価しており、共同研究所の設立、技術共有、規制体系の調整などを具体的な協力方向として提示した。
同紙は「韓国の10大輸出主力業種の半数が既に企業競争力の面で中国に追い抜かれており、5年後には10業種全てで後れを取るとみられる」という韓国経済人協会の調査結果に言及し、「中国との産業競争についての議論は韓国内で深まっている。政府と財界全般の不安感を反映したものだ」と伝えたという。
記事は「中国と日本の関係が悪化の一途をたどる状況で、政府の立場を遠回しに示す官営メディアがこうした社説を出したという点が注目される」と指摘している。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「中国のAIは独裁支配を強化するために作られた手段だ。それを協力しようって?」「中国のようにインターネットを統制してYouTubeも何も全部使えなくしろってこと?」「韓国の技術を盗むつもりだな」「いくら中国がAI世界2位でも、信頼度はゼロだから(笑)」「悪い友達とつきあってはいけないと、子供のころからお母さんに言われてる」「まずは限韓令の解除。話はそれからだろ」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)











