西安~ブダペスト間の「全区間にわたってダイヤが固定された国際貨物列車運行方式の中欧班列」が11月22日午後11時、電子製品、自動車部品、日用品などの貨物を満載し、西安国際港駅をゆっくりと発車しました。この列車は西へと向かい、阿拉山口で国境を通過し、カザフスタン、ロシア、ベラルーシ、ポーランド、チェコ、スロバキアなどを経由して、最終目的地であるハンガリーのブダペストまで、10日と23時間をかけて運行されます。
これにより、西安から運行される「全区間固定ダイヤ中欧班列」路線は3路線となり、「中国智造(スマート製造)」の世界市場への進出を加速させるため、効率的で信頼性の高い国際物流輸送ルートを提供し、「一帯一路」の質の高い共同発展に新たな弾みを付けることになります。
「全区間固定ダイヤ中欧班列」とは、沿線各国の鉄道当局が合意した列車番号、路線、運行スケジュールに基づき、国内外の始発駅、国境通過駅、終着駅の時刻を固定して運行される中欧班列を指しています。輸送の時間精度がより安定し、中欧班列のより質が高く、より効率的で安全性が向上する方向への発展を促進し、国際的なサプライチェーンと産業チェーンの安定かつ円滑な維持に貢献するものです。(提供/CRI)











