ウクライナのゼレンスキー大統領は11月24日、ウクライナ代表団がスイスのジュネーブから帰国したと明らかにしました。今回の訪問では、米国および欧州のパートナー国と集中的な協議を実施したとのことです。

ゼレンスキー大統領によると、衝突終結に向け必要とされる手順の一覧は、以前の28項目と比べて実現可能性が高まり、現行枠組みに盛り込まれた要点の数も精選されました。その上で、多くの重要な要請が慎重に取り入れられ、適切に反映されているとのことです。同大統領は、最終文書の取りまとめには引き続き共同で作業する必要があり、この作業は非常に難しいと述べました。

ゼレンスキー大統領はさらに、ウクライナ側チームが新たな計画案を報告したと述べ、敏感な事項についてはトランプ米大統領と直接協議する考えを示しました。

米国、ウクライナ、欧州の代表団は23日、ジュネーブで28項目の新たな計画をめぐり協議しました。協議の終了後、多くの西側メディアは、米国とウクライナ両国が作成した新案は従来案から大きく変更されていると報じています。一方、ロシアのペスコフ大統領報道官は24日、ロシア側はこの新案をまだ受け取っていないと述べました。(提供/CRI)

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