深藍汽車は、韓国のヒョンデと中国の北京汽車集団の合弁会社である北京現代の重慶工場を引き継ぎ、自社の生産ラインとして活用する計画を明らかにしました。深藍汽車の関係者は「計画はあるが、生産開始時期や具体的な車種は現時点では公開されていない」と述べています。
北京現代重慶工場は2015年に建設が始まり、2017年に竣工しました。総投資額は77億5000万元(約1720億円)で、車両の設計上の年産能力は30万台、エンジン年産能力も30万台です。これまでエンシノ、ラフェスタ、ix25などのモデルを生産してきました。しかし、工場の売却は順調ではなく、2023年8月に初めて36億8000万元(約810億円)での売却を試みたものの入札は不成立に終わりました。その後も3度の売却手続きを経て、最終的に16億2000万元(約360億円)で重慶両江新区魚復工業園建設投資有限公司(現・重慶両江新区魚復新城建設投資有限公司)が取得しました。
現在、同社の支配株主は重慶両江新区開発投資集団有限公司で、重慶両江新区管理委員会の実質管理下にあります。深藍汽車の親会社の長安汽車はすでに同新区内で両江工場を稼働させており、深藍汽車は主に南京・北京の工場で生産をおこなっています。これまで深藍汽車は生産能力不足が課題とされ、2024年には深藍S07の引き渡しに遅延が発生しました。
深藍汽車の鄧承浩董事長は2024年12月、「深藍S07は南京工場で年間約20万台の生産が可能。S05は世界で25万台の体制を整えており、内訳は重慶15万台、2025年3月に稼働予定のタイ工場10万台。S09も北京工場で10万台以上の生産を予定」と説明していました。今年9月には南京数智工場で新型深藍S07の生産が開始され、生産能力の拡大が進んでいます。
長安汽車が2030年に年間販売台数500万台を目標とする中、深藍汽車はそのうち200万台を担当する計画です。
現在、深藍汽車は第2世代製品の開発を進めており、2026年からの市場投入を予定しています。2030年までに累計30車種の投入を計画しており、生産能力と製品ラインの拡充により、国内外市場での存在感を高める戦略です。(提供/CRI)











