中国・浙江省金華市の宝くじ販売店で販売されたスクラッチくじが当たったものの、店主が当せん金の支払いを拒む出来事があった。中国メディアの閃電新聞が26日に伝えた。
記事によると、市内の宝くじ売り場で客が購入したスクラッチくじを削ったところ、10万元(約220万円)が当たった。ところが店主は「客がスクラッチくじの代金を支払っていない」と主張し、当せん金の支払いを拒否した。
現場で撮影された映像には、「(客は)金を払っていない、金を払っていない。先にやらせただけだ」と説明する店主に、警察官が「だからそれならどうして(支払いの前に)モノ(くじ)を渡したのって言ってるの」とツッコミを入れる様子が映っている。
警察は「トラブルはすでに処理済み。客は正常にスクラッチくじを購入しており、当せん金を受け取ることができる。その他の情報については明かせない」とコメントした。
中国のネットユーザーからは「金を払う前に当たっちゃったもんだから、店側が(くじを)売らないと言い出したんだろう」「警察がいて良かったな」「契約精神は大事」「店主はこんなことをしていては商売なんてできやしないぞ」といった声や、「これって本当に当たるんだ」「どうやら宝くじの売れ行きが悪いらしい(このニュースは宣伝)」といった声が寄せられている。(翻訳・編集/北田)











