中国国家発展改革委員会によると、中国各地で国家人工知能(AI)応用中間試験拠点の建設が始まった。国家発展改革委員会政策研究室副主任で報道官の李超(リー・チャオ)氏は「今年に入り、関連業界当局および地方政府と共に製造、医療、交通など一連の重点分野における応用中間試験拠点の着工を促しており、進捗状況は順調だ」と述べた。

科技日報が伝えた。

中間試験は、上は科学技術難関攻略、下は産業モデル化と量産化の推進とつながる、科学技術イノベーションおよび成果の実用化における重要部分だ。李氏によると、AIによる各業界へのエンパワーメントの促進においては依然として、産業ニーズに見合う理想的な技術が見つけられず、技術の成果に合った理想的な応用シーンが見つけられず、優れた応用が実用化への一歩を踏み出せないという状況が存在する。これらの問題に対して、「AI+」行動では、国家レベルのAI応用中間試験拠点の整備を進め、産業チェーンの協同イノベーションを促す「コネクター」、技術成果の実用化を加速する「アクセラレーター」、優れた応用の実用化を後押しする「インキュベーター」の構築を計画している。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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