仏国際放送局ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語版は3日、中国でインフルエンザA型の感染が日に日に深刻化していると報じた。

中国国家流感中心(インフルエンザセンター)の王大燕(ワン・ダーイエン)主任によると、中国の17の省でインフルエンザの「高流行レベル」に達しており、その他の省は「中流行レベル」となっている。

主に流行しているのはインフルエンザA型H3N2亜型で、全体の95%以上を占める。集団感染(クラスター)の数は前のシーズンより多く、ほとんどが学校や保育施設で発生しているという。

中国の「健康防護指針」の3日付のデータによると、北京市ではすでに1268万4170人(累計)が感染しており、感染者数は前週比で121%増となった。現地メディアの報道によると、北京や上海などの病院は満床状態で、医師は「忙しすぎて気が狂いそうだ」と嘆いている。やむを得ず休校措置を取る学校も少なくないとのこと。

中国メディアの「済南日報」は今回のインフルエンザA型は感染から発症、進行が非常に早く、早期に警戒することが重要と報じた。高熱やけいれんなどを呈する急性脳症を引き起こす可能性があり、回復後も脳に障害が残る可能性があるとしている。

また、河南広播電視台の報道によると、11月中旬、河南省で39.8度の高熱を出した3歳の男児は、当初病院で「普通の風邪」と診断されたものの翌日に死亡、後にインフルエンザA型への感染が確認されたという。(翻訳・編集/北田)

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