台湾メディアの自由時報は4日、日本を訪れて新世代の列車を体感した台湾の障害者団体代表らから「配慮が行き届いている」と称賛の声が上がったと報じた。

台湾高速鉄路公司は2026年、日本から新世代車両N700STを導入する。記事によると、座席がより新しく、快適になるほか、バリアフリー車両では障害者のニーズにより合った充電コンセントや緊急呼び出しボタンの設計など、多様なサービスを提供する。バリアフリートイレには、オストメイト対応機能、温水洗浄便座、着替え台などが新たに設置される。

また、バリアフリー座席は従来の4席から6席に増加し、最大6台の電動車椅子を収容できる。車両間の扉には光学センサー式ドアが採用され、乗客は手で触れなくても出入りでき、移動がより便利になる。呼び出しボタンを押した時に点灯する表示灯は高い位置に設置して視認性を高めた。日本の新幹線N700Sのシステムを参考にしつつ、N700STが独自に採用した設計だという。

台湾高速鉄路公司は先日、台湾の障害者団体代表らを日本の新幹線車両基地に招待し、N700Sのバリアフリー車両を見学。実際の設備を使用してもらい、N700STの参考となったシステムの快適さを体感してもらった。

参加者からは「新しい車両の設計はとても配慮が行き届いており、付き添いの人がすぐ隣に座って車椅子利用者を楽にサポートできる。限られた空間の中でユニバーサルデザインを実現していて、すべての乗客にとって利用しやすい、優れた設計だと思う」「車両の改善は進んでいる。今後の設備更新や車両の購入の際にもバリアフリー設備がより充実し、障害がある人のニーズに寄り添っていくことを期待したい」といった声が上がったという。(翻訳・編集/北田)

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