合成ダイヤモンド産業大会が6日、河南省鄭州市で開催され、その中で「2025合成ダイヤモンド産業発展報告」が発表された。同報告によると、2030年、中国における合成ダイヤモンドの市場規模は1000億元(約22兆円)を超える見込みだ。
同報告は、「現時点で、世界の合成ダイヤモンド原石の生産能力は約4000万カラット、そのうち中国の生産能力は約2520万カラットで約63%を占め、中国は世界の合成ダイヤ生産の中核的存在だ」との見方を示した。
市場規模では、世界の合成ダイヤモンドの市場規模は現在は約1272億元。米国が引き続き最大の消費市場であり、消費の70%以上を占める。中国の市場規模は約140億元で約11%を占める。河南省中原ジュエリーイノベーション研究院の張傑(ジャン・ジエ)院長は、「中国市場は早急な成長が求められる1000億元規模のブルーオーシャンであり、その市場規模の世界シェアは急速に上昇している」と述べた。
同報告によると、2030年には世界の合成ダイヤモンド生産能力が1億2000万カラットを突破し、中国は8000万カラットに迫り、複合年間成長率は26%に達する見込みだ。2026~30年には中国の合成ダイヤモンド市場規模の年平均成長率が49%に達し、5年間で約5倍の成長を達成し、2030年には市場規模が1025億元を超える見込みだという。(提供/人民網日本語版・編集/KS)











