ITTF混合団体ワールドカップ2025の決勝が7日夜、四川省体育館で開催された。中国が8対1で日本に完勝し、11戦全勝で混合団体ワールドカップ3連覇を果たした。

新華社が伝えた。

2023年に新設されたITTF混合団体ワールドカップは、今年で3回目を迎えた。ロサンゼルス2028オリンピックにおける卓球の正式種目に採用された後の初のワールドカップとして注目を集めている。混合団体はミックスダブルス、女子シングルス、男子シングルス、女子ダブルス、男子ダブルスの各試合を3ゲームずつ行い、合計8ゲームを先取したチームが勝利となる。ワールドカップの優勝チームに付与される世界ランキングのポイントは1000ポイントから2500ポイントに引き上げられており、出場した16チームはエース格を続々と出場させた。

決勝戦は中国と日本の対戦となった。中国は怒涛の10連勝で決勝に進んだのに対して、日本は準決勝で8対3でドイツを破り決勝に進んでいた。今大会の第2ステージ・リーグ戦では、中国チームが日本チームに8対5で勝利を収めていた。前2回の大会の成績を見ると、中国は2連覇を果たしていたのに対して、日本は3位が最高だった。

決勝の第1試合となったミックスダブルスでは、王楚欽/孫穎莎ペアが3対0で、松島輝空/大藤沙月ペアをストレートで破った。第2試合となった女子シングルスでは、王曼昱が3対0で張本美和をストレートで破り、これで中国はトータルで6対0とした。第3試合の男子シングルスでは、林詩棟が2対1で張本智和を破り、中国はトータルで8対1となり勝利を決め、見事優勝を果たした。

(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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