2025年12月10日、台湾メディア・中時新聞網は、日本人がラーメンと白米を一緒に食べる理由について、台湾在住の日本人ライターの解説を紹介した。

記事は、ラーメンは日本の代表的なグルメであり、日本旅行の際には有名店を訪れる人も少なくない一方、実際に食べてみると味付けが濃くて塩辛いと感じ、抵抗感を覚える人もいると紹介した。

その上で、台湾在住のライター・下坂泰生氏が9日に自身のFacebookページ「日本人の欧吉桑(おじさん)・台湾在住の日本人」でこの話題に言及し、実は日本人もラーメンのスープは塩辛いと感じており、そのバランスを取るために白米と水を活用しているのだと説明したことを伝えている。

記事によると、下坂氏は多くの人が日本のラーメンを「塩辛くて耐えられない」と感じるのは、白米と一緒に食べていないことが原因だと指摘し、日本人のラーメンの食べ方として「一口麺を食べ、スープを少し飲む。塩辛さを感じたら急いで白米を一口食べ、水を飲む」という順序を紹介している。

また、白米をラーメンのスープに入れるのはマナー違反であるとの持論も展開し、「福岡県の怖い店主なら、直接怒鳴られるかもしれない」などと注意喚起もした。

さらに、台湾の一部のラーメン店では台湾人の好みに合わせて塩分濃度を調整したあっさり味で提供されており、白米を一緒に頼まなくてもおいしく食べられることを紹介した。

記事は、下坂氏の解説に対して台湾のネットユーザーから「ご飯を浸しちゃダメだったんだ!鍋の最後に雑炊にするのと同じだと思ってた」「昨日まさにそれやっちゃったよ、店主に怒られなくてよかった」「麺と白米、炭水化物が大爆発だ」「ご飯をスープに浸すとスープを飲みすぎちゃって塩辛すぎると思う。いつも白米をそのまま食べてるけど、知らず知らずのうちに正しい食べ方してたんだね」といった感想が寄せられたと伝えている。(編集・翻訳/川尻)

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