卓球のWTTファイナルズ香港2025男子シングルス初戦で勝利した張本智和のパフォーマンスが、中国のSNS上で話題になっている。
世界ランキング5位の張本は11日の1回戦でフランスのゴジ(同17位)と対戦し、ゲームカウント4-2で勝利した。張本は勝利が決まった直後、右手の指を順番に立てるパフォーマンスを見せた。
張本はその後のインタビューで「この前の全国運動会で樊振東(ファン・ジェンドン)選手が優勝して、そのようなポーズをしていたので、自分の憧れというか、今はなかなか対戦する機会がないので、彼と対戦したいなという気持ちも込めた」と明かした。
中国のSNS・微博(ウェイボー)では「張本智和の祝福パフォーマンスは樊振東への敬意」が一時トレンド2位に。中国のネットユーザーからは「カッコいいパフォーマンス!」「男はみんな強い者に憧れる」「張本が樊振東へのリスペクトを表明したのは今回が初めてじゃないしね」「張本は本当に樊振東が好きだな(笑)」「この世に樊振東を嫌いな人なんていない。実力があり、品格も備わっている」「張本も見ていたのか。自分のアイドルである樊振東への敬意を示すのはかわいいな」「まねもいいけど、自分オリジナルのパフォーマンスをしてもいいんじゃない?」「張本は素直な子」「張本だって優秀なアスリートだ」などのコメントが寄せられている。
樊振東はかつての世界ランキング1位で、五輪、世界選手権、ワールドカップのシングルスで優勝する大満貫(グランドスラム)の達成者。24年末にWTTの大会規定に不満を理由に世界ランキングからの離脱を表明した。(翻訳・編集/北田)
— 中国動画 (@RC00547555) December 12, 2025











