中国自動車工業協会が12月11日に発表したデータによると、11月の中国自動車生産台数は初めて350万台を突破し、単月として過去最高を記録しました。

今年1~11月の自動車生産・販売台数は、ともに3100万台を超え、前年同期比10%以上の増加となりました。

うち、新エネルギー車(電気自動車、燃料電池車、プラグインハイブリッド車など、NEV)の生産・販売台数はいずれも1500万台に迫り、同30%以上の伸びを示しました。また新エネルギー車の輸出台数は、同2倍の231万5000台でした。

今年に入り、先進運転支援システム(ADAS)を搭載した乗用車の新車販売台数が急増しています。工業情報化部によると、このタイプの市場浸透率はすでに60%を超えたとのことです。背景には、伝統的自動車メーカーとIT企業の異業種連携の際立った優位性が存在しています。

専門家は、かつて自動車の核心技術はエンジン・トランスミッション・シャシーだったが、現在はインテリジェント化・電動化・コネクテッド化へと大きく転換したと述べています。この新たな変化により、自動車メーカーとIT企業の連携が不可欠となり、異業種協業の優位性が一層際立っているとしています。(提供/CRI)

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