卓球のWTTファイナルズ香港2025男子シングルスで初優勝を果たした張本智和が「醜態を連発した」とのワードが中国のSNS・微博(ウェイボー)でトレンド上位に入った。
世界ランキング5位の張本は14日に行われた決勝で同4位のモーレゴード(スウェーデン)に4-2(11-8/5-11/11-9/10-12/14-12/11-2)で勝利し、4度目の決勝(過去3回の準優勝)にして初のファイナルズ優勝を果たした。
直前に中国・成都で行われた混合団体ワールドカップでは激しいブーイングにさらされた。今回の優勝については中国のSNS上でも祝福する声が大勢を占めているが、微博では思わぬワードがトレンド入りした。
「張本智和が醜態連発」
フォロワー80万超のスポーツブロガーはハッシュタグにこのワードを用い、「WTTファイナルズ香港の表彰式で、張本智和は醜態を連発した。花束を置いたかと思えばまた(あたふたと)花束を手に取り、さらに横から噴き出した金色の紙吹雪にビックリしていた」とつづり、その場面の動画を添付した。
一部のネットユーザーからは張本の挙動を揶揄(やゆ)したり面白がったりする声も上がっているが、多くのネットユーザーは冷静なようで、「このトレンドワードはちょっと情けない」「このハッシュタグは本当に器が小さいと思う」「本当にレベルが低いな」「こんなワード付けて恥ずかしくないのか」「優勝した相手を祝福できないのか?陰湿だな」「このトレンドワードはひどい。スポーツや対戦相手をリスペクトすべきだ」「試合は試合。勝者をたたえるべき」「他者の優れた点を認めるのはそんなに難しいことなのか」といったコメントに多くの「いいね」が付いた。
また、「あたふたしている様子もかわいいじゃない」「張本も興奮してるんだよ。優勝したんだから当然だ」「張本智和は勝者だ。実力で自分が王者であることを証明した!五輪銀メダリストのモーレゴード、銅メダリストのフェリックス・ルブランを破った。彼が王者だ」「張本はより価値のあるITTFでも優勝している。今や彼はITTFでもWTTでも史上最年少のチャンピオンだ」などのコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)
<卓球>「張本智和が醜態連発」が中国でトレンドに、ネット民は猛批判「恥ずかしくないのか」 pic.twitter.com/Y5BcmrFd3h
— レコードチャイナ (@recordchina) December 14, 2025











