中国SNSの微博(ウェイボー)で15日、「貧乏人セット」とも称されるファストフード大手・マクドナルドの人気セット商品の値上げが大きな話題になった。

この商品は13.9元(約310円)で二つのカテゴリーから好きな商品を一つずつ選べる「1+1随心配」。

基本価格は変わらないもののダブルチーズバーガーを選んだ場合は1元(約22円)プラスの14.9元になるといい、あるアカウントは「随心配が今や最高14.9元に。6年で3元の値上げだ」と投稿している。

また、「どうやら貧乏人セットすら食べられなくなった」という投稿や、「ダブルチーズバーガーの貧乏人セットが14.9元になった」と泣き顔のスタンプ付きで悲しみを訴える投稿なども見られ、この話題に微博のユーザーからは「終わった」「15元はもう貧乏人セットとは呼べない」「もう貧乏人とは関係のない値段だ」という声や「15元払うなら自分は豚足ご飯を選ぶ。お腹いっぱいになるしね」「デフレの影響を唯一受けていないブランド」「もう塔斯汀(TASTIEN、タスティン。中国のハンバーガーチェーン)に行くしかない」などの声が上がった。(翻訳・編集/野谷)

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