中国商務部が12月15日に明らかにしたところによると、商務部など6部門はこのほど、「業務外部委託(アウトソーシングサービス)の質の高い発展促進行動計画」の通知を発表しました。

行動計画では、2030年までに業務外部委託分野で世界的な競争力を持つリーディングカンパニーを育成し、革新能力が高く、特色ある優位性を持つ産業が多く集まる産業クラスターを構築し、デジタル化、インテリジェント化、グリーン化、融合化の発展レベルをより一層高め、雇用者数を著しく増加させる目標が掲げられています。

また計画では、デジタル経済と実体経済の深い融合を推進し、デジタル貿易産業クラスターを構築することや、国際データサービス業務を積極的に発展させ、海外データの保存・加工・取引のデータサービス産業チェーンの構築を模索すると明記されています。条件に合う中西部の資源型都市によるクラウドコンピューティング、スーパーコンピューター、インテリジェントコンピューティング、人工知能(AI)などに関連する業務外部委託事業の発展を支援することも明確化されています。さらに、世界でも比較的強い競争力を持つ業務外部委託リーディングカンパニーと、独特な競争優位性を有する業務外部委託中小企業を育成することなども明記されています。(提供/CRI)

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