中国メディアの環球時報は17日、「中国の自動車メーカーはグローバル化戦略の第2フェーズに入り、世界市場の3分の1を占めると予測されている」とする記事を掲載した。
記事はまず、UBSグループが最新の報告書で、中国の自動車メーカーについて、グローバル化戦略の第2フェーズに入り、電気自動車(EV)技術の優位性や流通網の充実、ブランド認知度の向上を背景に、2030年までに世界の自動車市場の3分の1を占めると予測していることを取り上げた。
続いて、インドメディア、NDTVの報道を引用し、1~11月の中国における乗用車販売で国内ブランドのシェアが70%近くにまで上昇したこと、シェアはドイツブランドが12%、日本ブランドが約10%、米国ブランドが約6%だったこと、格付け会社S&Pグローバル・レーティングの中国自動車企業格付けディレクター、クレア・ユアン氏が「中国の自動車メーカーの製品は、高級車セグメントにおいても競争力が高く、価格も手頃だ。これが外国ブランドが徐々に勢いを失っている原因だ」と分析していることを紹介した。(翻訳・編集/柳川)











