中国教育部はこのほど、「小中学校の日常試験管理のいっそう強化に関する通知」を発表し、日常試験のテスト回数を減らし、日常試験の質を高め、生徒の過重な学業負担を軽減し、学生の全面的かつ健全な成長を促進するよう求めました。

通知によると、小学校1、2年生は筆記試験を実施せず、義務教育の他の学年は学校が学期ごとに期末試験を実施するとのことです。

中学校の学年は、異なる教科の実情に応じて、適宜中間試験を1回実施することができます。普通科高校は試験回数を厳格にコントロールしなければなりません。小学校の各学年と中学・高校の非卒業学年を対象に、地域的または学校間で試験を実施することは禁止されます。中学・高校卒業学年は、生徒の卒業と進学のニーズに適応するため、総復習段階で1~2回の模擬試験を実施することができます。

通知に基づき、今後は素養の方向性を強化し、筆記試験の内容構成と難易度のコントロールを重視し、応用性、探究性、開放性、総合性を備えた問題の比重を徐々に増加させます。また等級評価を実行し、点数競争を緩和し、正しい教育評価観の確立を導き、児童や生徒の試験に対する不安を緩和すると同時に、日常試験の出題、採点など重要な部分における人工知能(AI)の応用を試行的に模索していく方針です。(提供/CRI)

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