台湾メディアの自由時報は19日、プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの辰己涼介外野手について、台湾で二刀流に挑戦する可能性を報じた。

記事は「日本プロ野球の現役スター選手が台湾プロ野球(CPBL)でプレーする可能性が浮上している」と切り出し、「昨年のWBSCプレミア12で注目を集めた楽天の辰己が国内FA権を行使したものの、新天地はまだ決まっていない」と言及。

そして、「最終的に自由契約になった場合、台湾でのプレーへの意欲は強い」との情報を得ているとし、このところ、辰己がCPBLに非常に興味を持っているとの情報が複数の球団に寄せられ、評価作業が進められていると伝えた。

辰己と近しい関係者によると、自由契約になれば次は台湾での挑戦を考えており、しかも打撃だけでなく投球にも興味を持っているという。

記事はまた、昨年のプレミア12の日本対台湾戦の試合前、辰己は「(台湾に)負けたらピッチャー転向する」と豪語し、台湾で大人気になったと紹介。今年11月に台湾で行われたアジアプロ野球交流戦に参加した際には、台湾の野球ファンが多くの歓声を送ったことも伝えた。(翻訳・編集/野谷)

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