国際バスケットボール連盟(FIBA)は北京時間12月21日、2026年のFIBA殿堂入りメンバーを発表し、中国男子バスケットボール界のレジェンド、王治郅(おう・じちつ)が選出されました。王は牟作雲(2019)、鄭海霞(2021)、姚明(2023)、苗立傑(2024)に続き、FIBA殿堂入りを果たした5人目の中国人選手となります。
今回同じく殿堂入りを果たしたのは、ドイツのダーク・ノビツキー、米国のスー・バード、トルコのヒド・ターコルー、フランスのセリーヌ・ドゥメルク、モザンビークのクラリス・マシャングアナ、チリのボシャールで、ポーランド出身のルドヴィク・ミエタ・ミクワエビッチはコーチとして選出されました。
2026年FIBA殿堂入りの表彰式は来年4月21日にベルリンで開催される予定です。
王治郅は1977年北京生まれで、1994年に初めて国家代表チームに選出されました。その後、1996年アトランタオリンピックで8位、2008年北京オリンピックで8位、アジア選手権で4回優勝、アジア大会で3回優勝するなど、男子バスケットボール中国代表として数々の国際大会で好成績を収めてきました。特に、1996年のアトランタオリンピックでは、チーム最年少選手として、チーム2位の平均11.1得点、チーム最高の平均5.6リバウンドを記録し、男子バスケット中国代表がオリンピック史上最高の8位となり、当時の世界大会における最高成績達成に貢献しました。2001年には、中国人選手として初めてNBA(全米プロバスケットボール協会)プロリーグに参加し、ダラス・マーベリックス、ロサンゼルス・クリッパーズ、マイアミ・ヒートでプレーしました。(提供/CRI)











