元日休暇を控え、中国で生タラバガニの販売がピークを迎えています。新疆ウイグル自治区のジムナイ(吉木乃)国境検問所からの情報によると、新疆が今年輸入した生タラバガニの輸入額が12月22日の時点で1億元(約22億円)の大台を突破しました。
タラバガニは通関後、一部は直ちに市場へ出荷され、残りは検疫管理区域内にある一時的に置いておくための蓄養池に移されます。蓄養池の水質環境は北極海を再現して水温は0~1度に保たれ、タラバガニが最適な状態を維持できるようにしています。その後、注文に応じて随時国内市場へ出荷される仕組みです。
ジムナイ国境検問所は新疆で唯一、生タラバガニを輸入している国境検問所で、同検問所は2024年10月の初輸入以来、立地上の顕著な優位性と効率的な通関サービスで、北西部地域における重要な「海産物回廊」としての地位を確立しました。現在、同検問所を経由して中国に入ったタラバガニは、通関手続き後、高効率のコールドチェーン物流で北京、上海、広州など中国の主要消費市場へ向け迅速に出荷されています。(提供/CRI)











