カザフスタンのSCAT(スキャット)航空が運航する「プラハ-三亜」路線のDV482便が12月22日、三亜鳳凰国際空港に到着し、チェコからの旅客115人が順調に入国しました。海南自由貿易港初の第7の自由(ゲージ権、他国間の輸送を行う自由)旅客輸送路線が迎えた最初の旅客となりました。
国際航空における「第7の自由」とは、第三国間輸送の自由とも呼ばれ、ある国またはある地域の航空会社が完全に自国または地域の領域以外で独立した路線を運営し、第三国間または地域間で旅客と貨物を輸送する権利を指します。
中国民用航空局は2020年、「海南自由貿易港での『第7の自由』を適用した航空路線の試行に関する実施案」を発表し、海外の航空会社が既存の航空権以外にも、海南で「第7の自由」を適用した旅客輸送と貨物輸送の路線を運営することを奨励し、支持しています。今回運航を開始した「三亜-プラハ」間の往復路線は、まさに海南自由貿易港で運航を開始した初の「第7の自由」を適用した路線です。
三亜市ではこれまでに累計41本の国際航空路線が開通しており、海外の32の就航都市(台湾・香港・マカオも含む)を結び、アジアや欧州の複数の重点地域をカバーしています。今後も引き続き「第5の自由(以遠権、外国で旅客または貨物の搭乗・搭載を行い、さらに第三国まで輸送する運輸権)」と「第7の自由」を適用した航空路線の開設を模索し、より開かれた姿勢で世界とのつながりを強化します。(提供/CRI)











