北京市公安局交通管理局は12月23日、北京市初となるL3級高速道路自動運転車専用ナンバープレートを、インテリジェント・コネクテッドカー3台に正式に交付しました。これは、中国国内で初めて交付されたL3級高速道路自動運転車向けの専用ナンバープレートです。

今回、北京で初めて登録されたL3級自動運転車は計3台で、ナンバーはそれぞれ「京AA0001Z」「京AA0733Z」「京AA0880Z」です。これらの車両は事前の一連のテストを経て、現在は「条件付き自動運転」段階にあり、限定された条件の下で動的運転タスクを実行し、高速道路および都市快速道路の単一車線内において、最高時速80キロでの自動運転機能を実現しています。

交通管理部門の責任者は、限定された道路条件で自動運転が可能であるものの、引き続き運転席にドライバーが待機し、緊急時には車両制御を引き継ぐ要員としての役割を果たす必要があると強調しました。

現在、「条件付き自動運転」機能が使用できるのは、北京市大興空港高速道路(南六環-空港北線高速)など、3区間の高速道路に限定されています。それ以外の道路や区域では、同機能はシステムにより強制的に停止されるということです。(提供/CRI)

編集部おすすめ