新疆ウイグル自治区北部のウルムチと、南部の尉犁(ロプノール)を結ぶ烏尉高速道路が12月26日に開通しました。これにより、北部のウルムチから南部の庫爾勒(コルラ)まで車で移動する際の所要時間は、従来の7時間から3時間半へと大幅に短縮されました。
烏尉高速道路の全長は324.7キロに及びます。路線はウルムチを起点に、和静県、焉耆ホイ族自治県、コルラ市を経て、ロプノール県に至ります。全線は片道2車線の高速道路規格で整備されています。
この高速道路は天山山脈を横断し、天山の南北に位置する都市や農村地域を結びます。本線には、インターチェンジが12カ所、トンネルが17カ所設けられており、うち「天山勝利トンネル」は全線で最も重要な工事区間とされていました。トンネルは全長22.13キロで、高速道路トンネルとして世界最長となったほか、立坑の深さでも世界一を記録しました。(提供/CRI)











