中国公募ファンド市場は2025年に歴史的な飛躍を遂げました。上場投資信託(ETF)の規模は5兆7800億元(約127兆円)に上り、ファンド・オブ・ファンズ(FOF)の年内発行規模は800億元(約1万7600億円)を上回り、いずれも過去最高記録を更新する見通しです。
中国市場でのETF規模は5兆7800億元に達し、年間の増加額は2兆元(約44兆円)を上回り、53%以上の成長率になる見込みです。かつては中国のETF規模が、ゼロから1兆元(約22兆円)になるまでに14年間も要したことに対し、今年はわずか4カ月で4兆元(約88兆円)から5兆元(約110兆円)に達する飛躍的な成長を遂げたことです。
また、現時点までに24の科創債(科学イノベーション債)ETFの合計規模は、発行時規模の697億7300万元(約1兆5400億円)から269%増の2576億6400万元(約5兆6700億円)に達し、うち16銘柄が100億元(約2200億円)級のラインアップに名を連ねることになりました。
2025年は中国のFOFにとっても「爆発的な1年」になりました。年間で新規発行された79本のFOFの募集総額は過去3年の年間発行規模を上回る803億5400万元(約1兆7700億円)に達し、1銘柄当たりの平均発行規模は10億4900万元(約231億円)と、前年の3倍以上になりました。(提供/CRI)











