中国西部の陝西省の省都西安市と同省北部の延安市を結ぶ西延高速鉄道が12月26日午前、正式に開通しました。同鉄道は西安市を起点に、同省の渭南市、銅川市を経て延安駅に至ります。
運行開始当初は、1日当たり最大38本の高速列車を運行し、沿線の高陵、富平南、銅川、洛川、甘泉北など10駅はすでに営業を開始しています。西安北駅から延安駅までの所要時間は最短68分で、現行の在来線より62分短縮されます。
同高速鉄道の開通に伴い、中国の高速鉄道の営業総延長は5万キロを突破し、世界最大規模で現代化レベルが最も高い高速鉄道網が構築されました。半径500キロの都市群は1~2時間の交通圏を形成し、1000キロ離れた広域大都市間では4時間で移動可能となり、日帰りを実現しました。さらに2000キロ離れた広域大都市間では8時間で移動可能となり、「朝出発、夕方到着」の移動を実現しています。(提供/CRI)











