中国国家発展改革委員会は12月26日の記者会見において、国家ベンチャーキャピタル(VC)誘導基金を正式にスタートすると発表しました。

この基金は、中央政府が拠出する資金のけん引・誘導効果を発揮し、地方政府や中央企業、金融機関、民間資本など多方面の参加を広く誘致し、1兆元(約22兆円)の資金規模を形成する見込みです。

基金はシード期、創業期、初期・中期段階の企業を投資の重点とし、企業が最先端の分野において独創的で既存概念を覆す破壊的技術(ディスラプティブ技術)に取り組むことを支援していきます。基金の存続期間は投資期間10年、回収期間10年の計20年とし、忍耐強い資本で企業の「長距離走」に伴走していきます。(提供/CRI)

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