ロシアの国営宇宙企業ロスコスモスは12月24日、ロシアの宇宙航空企業ラボーチキン記念科学製造合同と契約を締結し、2036年までに月面発電所を建設する計画を発表しました。

ロスコスモスは同日、ソーシャルメディアに、月面発電所建設の目的は、ロシアの月探査計画の各設備および国際月面科学基地のインフラに長期的な電力供給を提供することだと投稿しました。

ロシア月面発電所プロジェクトには、ロシアの国営原子力企業のロスアトムや国立核研究機関のクルチャトフ研究所も参加しています。

ロスコスモスはまた、月面発電所プロジェクトが恒久的な月面科学研究基地の目標に向けた重要な一歩であり、単発の任務から長期的な月面探査計画への移行における鍵となるステップでもあると表明しました。

プーチン大統領は2022年4月12日、宇宙航空日を記念して極東アムール州のボストチヌイ宇宙基地を視察した際、月探査計画を再開すると発表しています。(提供/CRI)

編集部おすすめ