侵華日軍第731部隊罪証陳列館(中国侵略日本軍731部隊の罪の証拠陳列館)は12月27日、「731部隊ハイラル支隊隊長 加藤恒則の自筆供述書」の名がつけられた史料を公開しました。この史料には731部隊の組織構造、中核的任務、指揮系統、実験内容、対ソ連細菌戦計画、地方支部の運営状況などが記録されており、中国を侵略した日本軍731部隊が細菌戦と人体実験を行った罪状をさらに一歩進めて暴くものです。

今回新たに公開された原本はロシア連邦保安局ザバイカリエ地方局が保管していたもので、プーシキン科学図書館が機密解除を申請して入手し、今年2月に複製を黒龍江省ハルビン市にある侵華日軍第731部隊罪証陳列館に寄贈しました。この史料は加藤恒則が1948年2月にソ連に逮捕された後、自ら手書きした供述材料であり、逮捕者ファイル、個人情報登録表、詳細な罪状陳述の3部分から構成されています。日本語部分は本人の直筆供述書であり、ロシア語部分はその翻訳文です。(提供/CRI)

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