中国メディアの観察者網によると、新エネルギー車が高速道路で電欠になったため、車から降りて手で押していた運転手を含む2人が、後ろから来た大型トラックに追突されて死亡する事故があった。中国広東省の交通警察が26日、明らかにした。

警察の調べによると、運転手は高速道路に入る前、乗客に対し、残り充電残量から80キロほどしか走行できないと伝えた。乗客は充電してから出発するよう提案したが、運転手は受け入れなかった。乗客はその後、高速道路のサービスエリアで充電するよう何度も促したが、運転手は取り合わず走行を続けた。車は三つ目のサービスエリアまであと約500メートルの地点で電欠により走行不能となったため、運転手と乗客の1人が車から降りて手で押して20メートルほど進んだところで、後ろから来た大型トラックが視界不良のため回避できず追突したという。(翻訳・編集/柳川)

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