中国メディアの海峡都市報によると、福建省旅行発展グループが主催する撮影コンテストで1等賞を受賞した作品「湖秋霧影」をめぐり、人工知能(AI)によって生成されたのではないかとする指摘がインターネット上に寄せられた。
AI生成コンテンツ専門家の分析によると、問題の画像は、樹木の葉の模様と色が過度に一様で、実際の光の照射や視覚などの要素による微妙な違いが反映されておらず、全体的に「過度に滑らか」な質感となっている。
福建省旅行発展グループの職員は取材に対し、この疑惑について主催者側が事実確認中だと明らかにした。コンテスト要項ではAI作品の参加資格を排除することを明確にしていて、この問題について、要項に従って厳格に処理した上で公表するとした。
この疑惑について、中国のSNS上では「確かに不自然だ」「AI生成がどうかに関係なく、とても平凡な作品で、1等賞に値しないと思う」「今後、撮影コンテストでは選考委員にAI専門家を増やす必要があるな」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/柳川)











